トランペットのマウスピースが抜けないとき、あなたはどうしますか?
パニックになる前に、この記事を読んでみてください。
ここでは、マウスピースが抜けないときの対処法を詳しく解説します。
また、マウスピースが抜けない原因と、それを防ぐための方法も紹介します。
- 抜けない原因:衝撃、汚れ、気温・湿度変化。
- 対処法:ガムテープ、木槌、冷やす、専用器具、楽器屋。
- 無理な取り外しのリスク:楽器損傷、怪我。
- メンテナンスの重要性:清掃と適切な保管。
マウスピースが抜けない時の対処法
楽器を片付けようとして「マウスピースが抜けない!?」なんて事になった経験のある人は結構いるのではないでしょうか?
そんな時の対処法は
この5つです。それぞれ詳しく見ていきましょう。
ガムテープを使う
手が滑ってマウスピースが抜けない…という時に近くにガムテープがあればそれを使いましょう。
ガムテープをマウスピースに巻き、途中で接着面が表を向くようにひっくり返します。
ガムテープがマウスピースと手にしっかりとくっつくので、滑ることなく力が入りやすくなります。
その状態でゆっくりと引き抜くことで、マウスピースを傷つけることなく取り外すことができます。
木槌などでマウスパイプを軽く叩く
マウスピースが固着してしまった場合、木槌などを使ってマウスパイプを軽く叩くことで、固着を解除することができます。
楽器が傷付かない様にタオルなどの布をかぶせた上から軽く叩いてみましょう。
ただし、力を入れすぎると楽器を傷つけてしまう可能性があるので注意が必要です。
冷やす
マウスピースを冷やすことで金属を収縮させ、抜きやすくなる可能性もあります。
最後の3番の時に軽く木槌などで叩いてみると効果倍増です。
さらにマウスパイプは少し温めてみるのも効果的です。
専用の器具を使う
「ヌッキー」という専用の器具を使うことで、マウスピースを安全に取り外すことができます。
楽器店やオンラインショップで購入することができます。
言葉では伝わりにくいのでYouTubeも載せときますね!
楽器屋さんに持っていく
どうしてもマウスピースが抜けない場合は、専門の楽器店に持って行くことをおすすめします。
マウスピースが抜けなくなることは楽器の扱いに慣れてくればらそうそう起こる事ではありません。
ヌッキーを買う金額を考えると専門店に楽器を持っていく方が安くて早いかもしれません。
マウスピースが抜けない理由
楽器をぶつけた時の衝撃
楽器を落としたりしてマウスピースから当たっちゃうとその衝撃で抜けなくなります。
後、マウスピースを手のひらで叩いて「ポンポン」っと鳴らすのが癖になってる人も見かけます。
その「ポンポン」もマウスピースが抜けなくなる原因になりかねないので気を付ける事をおすすめします。
汚れがたまってる
マウスピースと楽器の間に汚れがたまると、マウスピースが抜けにくくなることがあります。
そんな状態の時にマウスピースを楽器に「ぐいぐい」とねじ込んでから演奏すると…抜けないって事になりかねません。
後は汚れがたまったまま長期間放置してると汚れが固まってしまって抜けなくなる事もあります。
定期的な清掃を行うことでこの問題を防ぐことができます。
メンテナンスをしっかりやっていきましょう!
気温や湿度の変化
気温や湿度の変化も、マウスピースが抜けにくくなる原因の一つです。
楽器を保管する際は、温度や湿度の変化が少ない場所を選びましょう。
マウスピースが抜けない時に絶対にやってはいけないこと
力づくで外そうとすること
マウスピースが抜けないとき、力づくで外そうとすると、楽器を傷つける可能性があります。
また、自分自身を怪我する可能性もあります。
近くの友達と二人で無理やりは絶対にやめましょう!
火であぶる
マウスピースを冷やすと抜けるなら、マウスパイプを温めればいいんだ!
と思って勢い余って火であぶったりすると、楽器が変形したり色が変わったりする可能性があります。
また、火傷の危険性もあります。絶対にやめましょう!
マウスピースが抜けない原因と対処法のまとめ
マウスピースが抜けない原因は、楽器をぶつけた衝撃、汚れの蓄積、気温や湿度の変化などがあります。
これらの問題を防ぐためには、楽器の取り扱いに注意し、定期的に清掃を行い、保管環境を適切に管理することが重要です。
- マウスピースが抜けないときの対処法を詳しく解説
- ガムテープや木槌を使った方法が効果的
- マウスピースを冷やすと抜きやすくなる場合も
- 専用の器具「ヌッキー」を利用する方法も紹介
- 楽器屋さんに相談するのも一つの選択肢
- マウスピースが抜けない原因は衝撃や汚れ、湿度の変化など
- 定期的な清掃と適切な保管環境が重要
- 力づくで外そうとしたりは避けましょう